宇宙猫未満
〜 或る、痛いねこの記録 〜
出演/みー
『宇宙猫未満』 これは――――
「第2の宇宙猫になりたい」という願いのもとに奮闘しつつも、
それを果たすことのできなかった
ある“痛い”ねこの記録である。
(読みにくいと思いますが、精一杯、彼の生き様を心の眼で感じてください。)
彼は、立派だった。
たぶん、立派だった。
どちらかというと、立派なほうだった。
いや――――
「それなりに立派だった」というのが一番適当かもしれない。
とにかく、彼は立派だった。
しかし――――
彼のその決心、彼のその行動は、
誰の役にも立っていない。
それに――――
彼自身、われわれに“見られた”ことを知らない。
つまり彼は――――
われわれの知りうるなかでも、
“かなり痛い”存在なのだった。
それだけは伝えておきたかった。
fin...
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